見逃さないで!こどもからのストレスサイン

子育て

どうも、あさひです。


今回のテーマは
『こどものストレスサイン』です。



最近、急にしはじめた行動が
あるけど、なんだろう?

以前はこんなことしなかったのに。



そう思うこどもの行動って
ありませんか?

その変化に気付いて
違和感を感じたのなら


もしかしたら、それは
こどもからの


『ストレスサイン』


かもしれませんよ。



こどもは大人と違って


言葉で表現したり
伝えたりするのが未熟

自分で対処する方法が
分からない



といったこともあり
周りの大人が早めに気付いて

対処する必要があります。



かつての私も仕事と育児の
ストレスでギリギリだった頃

当時2歳の息子にも
ストレスサインが現れていました。


癇癪や甘え癖がひどく
よく泣いていました。

3~4歳くらいまで
爪噛みもあり

息子の手を見る度に
心配したものです。



その後、
息子のケアをしながら

仕事環境を変えたりと
試行錯誤していくうちに


息子のストレスサインは消え
落ち着いて過ごせる様に。




もし、あの時息子からの
サインに気付けなかったら

息子をもっと苦しめていたかも
しれません。



こどもの性格だから

こどもはこういうものだから


そう考えてしまってませんか?


誰かに相談して
「いつか終わりがあるよ」

と言われ、何もせず待つだけに
なってませんか?



例えば

癇癪がひどくなったり
よく泣くようになったり
おねしょが多くなったり

といった
こどものストレスサインを

こどもの ”成長あるある” だから
終わるのを待つだけ

・・・と何もケアしないままでは


こどもはストレスを抱えたまま
苦しい思いをする事になります。




親の立場で考えると

いつ終わるか分からないものを
ひたすら我慢するのもツラい。

不毛な我慢はイライラになって
こどもに怒鳴ってしまう

原因になりかねません。


そして


こどもだって

いつまで続くか分からない
ストレスを我慢し続けているのです。



不安や苦しさを抱えているのです。



そう思うと、親子でできるケアや
早めの対処をする方が

お互いに気持ちよく
過ごす事ができますよね。


こどものためにも
自分のためにも

こどもからのサインに気付き
ケアできるようになっていきましょう。


こどもも「うつ病」になる

大人であっても
こどもであっても

ストレスをため込むと
うつ病になります。


ストレスを放置してしまうと
「幸せホルモン」とも呼ばれる

脳内で分泌される
セロトニンの量が低下してしまい

気力や意欲の低下
集中力の低下
食欲不振

といった心身の症状が
現れてくるのです。




こどものストレスサインは
SOSサインです。



こどもは元気なものだから
うつ病にならないだろう

と思われがちですが
こどものうつ病の調査では

小学生で1.6%
中学生で4.6%

という結果報告があります。



こども時代はのびのびと
過して欲しいと思うなら

この調査結果は


こどもからのサインを見逃し
ケアが遅れれば


こどもが「うつ病」になる
かもしれない


というメッセージだと
とらえないといけません。


ストレスサインの種類

人はストレスを感じると
徐々に体に変化が現れます。



最初は

不安、怒り、恐怖といった
感情面で変化ですが


積み重なっていくと

腹痛や頭痛
夜に眠れなくなる
落ち着きがなくなる

といった体調や行動にまで
変化が現れるようになります。


大きく「心」「身体」「行動」の
3つのストレスサインがあるので

紹介していきます。


こころに現れるサイン

✅元気がなくなった
✅すぐ泣くようになった
✅怒りっぽくなった
✅表情がなくなった
✅ボーッとしていることが増えた
✅自分のことを話さなくなった
✅逆に、一方的に話し続けるようになった


こどもも成長によって
性格も変わることはあります。


こどもの成長による変化なのか
ストレスサインなのかを

見分けるためにも
普段の状態を観察し


こどもが外でどんな風に
過ごしているのか

日頃から話をするように
していきましょう。


身体に現れるサイン

✅腹痛、下痢、食欲不振
 といった胃腸関連の症状
✅じんましん
✅寝付きが悪くなる
✅頭痛
✅おねしょ、おもらし
✅めまい


こういった症状は
単なる体調不良ととらえがちですが

長引くようであれば
ストレスの可能性がないか

考えてみることも必要に
なっていきます。



今思い返すと
私自身、中学生に入学して2年ほど

立っていられないくらいの
ひどいめまいに悩んでいた

時期がありました。


今思えば、あれはストレスサイン
だったのかもしれません。


行動に表れるサイン

✅暴力的になる
✅学校を休みたがる
✅1人になる事を不安がる
✅些細な事(物音など)に敏感になる
✅何度も手を洗ったりと神経質になる
✅好きなことをしなくなる
✅甘えるようになる


これらの行動も
「こどもの性格」と見過ごして

しまうことがあるので
注意が必要になってきます。



「いつもと違うな」
と違和感を感じたら

何かストレスとなる原因がないか
注意深く観察して見守りましょう。

家庭でできる対処方

一番大切なことは
いつも通りの生活を続ける事です。


好きな事をして
ゆっくりと過す。


安心できる場所があると
こころの状態は安定します。



これは
大人もこどもも同じですね。



こどもは
入学、受験といった

こどもの成長にともなう
変化が多くあります。


何より忘れていけないのは


親子であっても
こどもは他人です。



何にストレスを感じているのかは
本人にしか分からないものです。




だからこそ、親や周りの大人は
こどものストレスサインに

気をつけて
何か違和感を感じたら

早めのケアや受診といった
対処をしていく必要があるのです。



更に言うと

「ストレスサインかも?」
と思っても

別の病気が隠れている場合もあります。


「これはきっとストレスのせい」


と決めつけず
他の病気の可能性も考え

早めに医師への受診をすることも
しましょう。



イライラの原因は必ずしも
ストレスだけとは限りません。

病気が原因で、心身に
変化と言った影響がでることも

あるのですから。


そして、親だけで解決しようとせず
医療機関や周りの人など

頼れるものは頼って
こどものケアをしていきましょう。


ひとりで抱え込まず
専門家や経験者に聞く方が

早く解決することが
多いです。




不安や心配はつきないのが
子育てです。

どうにかしないといけない!
でも、どうしたら良いか分からない

と動けなくなっているなら

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ご相談くださいね。

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